
明の星学園理事長
島村 新先生
シスター方の思い
同窓生の皆様、こんにちは。
この春の卒業式と入学式、私はいずれの挨拶においても、卒業生と新入生に、それぞれ次の質問を投げかけました。
「明の星で何を学びましたか?」、
「明の星で何を学びたいですか?」と。
卒業生にとっては、明の星でのこれまでを振り返り、何が大切なことであったかを確認することであり、また新入生にとっては、これからの明の星で何が大切なものであるのかを考えることになると思いました。そして、この投げかけによって卒業生と新入生の意識の高まりを期待し、さらに、学校を創立されたシスター方の思いについても、考えていただきたいと思ったのです。
私たちの学園は、今から90年前にカナダから青森に来られた5人のシスター方によって始められ、その後、青森県と埼玉県にいくつもの、幼稚園、中学校、高等学校、短期大学が設立されました。シスター方は、時間的には90年も前から、空間的にはカナダという遠くから日本にお出でになり、いったいどのような教育をなさりたかったのでしょうか?
そのシスター方の思いをまとめたものが、学園訓(校訓)正浄和なのですが、同窓生の皆様方には、その言葉を覚えていなくても、「明の星精神」なるものが 間違いなく捉えられており、今でもその学園訓(校訓)の中心である「ほんとうの私」を生きておられるものと確信しております。
同窓生の皆様、「皆様は明の星で何を学びましたか?」

中学校長
小磯 敦先生
同窓会の皆様へ
私が明の星で社会人としての生活を始めた年に、浦和の高校創立20周年の記念式典がありました。
その後、25周年、30周年、35周年と年を重ね、2006年には2003年の中学校の設置を受けての創立40周年を、2018年には新校舎竣工を受けての50周年を経験して参りました。
そして今年、浦和の中高は創立60周年の節目を迎えます。
人間でいうと還暦に当たるのかなどと呑気に構えておりましたが、私の年齢と浦和の中高の歴史はさほど変わらないことに今更ながら気づき、自分の来し方と比べてみますと、明の星の歴史のなんと豊かなことであるかということを思わずにはいられません。
その豊かさの源泉は、同窓生の皆様であることは言うを待ちません。皆様が醸成してきた明の星の雰囲気や文化は、在校生に、着実に連綿と引き継がれており、また、折に触れて同窓生の皆様が、様々な形で明の星のとのかかわりを結び直してくれるおかげで、私たちも明の星の良き伝統の再確認ができるのだと思います。
創立60周年の節目にあたり、私も今一度初心に立ち返り、明の星の文化を確かに未来につなげていくことに力を注いでまいりたいと存じます。

高校校長
上原 千夏先生
同窓生の皆様、こんにちは。つね日ごろ母校をお支えいただき、誠にありがとうございます。心より感謝を申し上げます。
今日も生徒たちは、校訓「正、浄、和」のもと、将来果たすべき自分の使命を見据えて、勉学に励み、さまざまな活動に努力を重ねております。恵まれた環境のもと、生徒たちが中学・高校生活を享受できますのも、本校の礎を形成してくださった先達の先生方、そして卒業生の皆様のおかげであると、いつも有り難い思いでございます。
2022年にはシスター武田恵子元校長先生が、2025年にはシスター小野寺和子前理事長先生が帰天されました。まさに明の星を作り上げたシスター方 — 学校と生徒を心底大切にされ、厳しく、そしてお優しく温かく、私たち教員をいつも丁寧にご指導くださいました — そのお心に添えるよう、カトリックミッションスクールである明の星の教育活動に微力ながらも力を尽くして参りたく存じます。
同窓生の皆様がいつもお健やかでありますよう、それぞれの場でご活躍されますよう、お祈り申し上げます。