明の星学園理事長・校長
島村 新先生
今年の同窓会
ご存知のように、去る六月十七日(土)に、久しぶりの同窓会が開催されました。実に三百余名の卒業生が集合し、同窓会史上、最高の参加者となりました。
ところで、みなさんは、母校のことを思い出す時、主としてどのようなことをイメージされますか?
おそらくは、特殊な場合を除いて、学校の建物(校舎)とか、在学当時一緒に生活した友達のこととか、先生のこととか、というあたりではないでしょうか。
今回の同窓会に参加されたみなさんの思いにも、このようなことがあったのではないかと思います。
それらにあわせて、当日の様子をレポートしてみますとー。
まず、校舎のこと。
卒業の時期にもよりますが、みなさん、新しい校舎は、スゴイという一致した印象。しかし、私は、当日のスピーチで、「学校は建物ではない、みんなだ。」と話しました。
次に、その「みんなだ」の同級生、友達のこと。
久しぶりの再会に、懐かしさと歓喜あふれた様子。想像難くありませんね。
そして先生のこと。
先生方の参加がもっと望まれることでしたが、今回、特記すべきは、昨年十二月に帰天されたシスター武田先生のこと。同窓会の最初に追悼のお祈りの時がもたれました。
併せて、亡くなられた同窓生のみなさまのためにも祈りました。
副校長・中学教頭
小磯 敦先生
同窓会の皆様へ
6月17日(土)に開催された同窓会総会が盛会のうちに終了しましたこと、誠におめでとうございます。
この度の同窓会総会は、私にとりましても多くの出会いがありました。
担任時代の生徒との再会は、懐かしさと気恥ずかしさの入り混じった、なんともいえぬ幸福な時間になりました。
また、創立当初の卒業生の皆様との語らいは、大変有意義なものであり、明の星の教育の普遍性を確認することができました。
当日はまた、校内ツアーの案内役として、卒業生の皆様の数々の思い出に触れることができ、私にとっても楽しいひと時でありました。当日おいでになれなかった卒業生の皆様、明の星をお訪ねの際には、是非ご案内をさせていただきたいと思います。
いつか、また、お会いいたしましょう。
高校教頭
上原 千夏先生
同窓生の皆様、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。本年度より高校教頭を拝命いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
学校では、さまざまなことがコロナ禍以前に戻りつつあります。必ずしも元通りの形に拘泥せず、より良いものにしていくことも意識したいと思います。外形的な変化がありましても、明の星の核となるものは変わることなく、生徒たちに受け継がれていくものです。
六月半ばには、同窓会総会が開催されました。大変多くの皆様が出席され、懇親会も大賑わいでした。懐かしい方々からお声をかけていただき、私にとりましても嬉しいひと時となりました。懇親会後の「アルママーテル・ツアー」では校内をご案内いたしましたが、三十三期の皆さんには途中ずいぶん助けていただき、ありがとうございました。
そして、「シスター武田恵子 追悼の祈り」で、皆様とご一緒にお祈りできましたこと、深く感謝しております。武田先生の優しさと厳しさ、「生涯かけて人を大切にする生き方を求め続けたい。それが人間らしい生き方であると信じるから。」という先生のことばを、いつまでも私の心に留めておきたいと思います。
卒業生の皆様がお健やかでありますように、また、生徒たち皆が実り多き日々を送れますように。