皆様、お久しぶりです。今年は、ようやく総会を開催することができました。
2019年6月、総会のちの懇親会で皆様と新しくなったカフェテリアで集合写真を撮り、11月にロイヤルパインズホテル浦和にて後援会と合同で創設50周年記念のお祝いをした後、まもなくコロナ禍に突入し、私たちにとって今まで体験したことがない本当に辛い日々が始まりました。
記念式典では、とてもお元気でスピーチしてくださった前校長のシスター武田も年々体調を崩され昨年12月に帰天されました。年明けて1月、後援会会長と共に、同窓会を代表して献花をさせていただきました。会報を発行してすぐ後だっため、皆様へのご報告が本日となってしまいましたことお許しください。
シスターは、だんだん身体が動かなくなってからも「今私にできることは、皆様のためにお祈りすることだけだわ」とおしゃっていたそうです。どんなにご自身が辛くても私たちのためにお祈りしてくださったシスターのことを思うと本当に涙が込み上げてまいります。
またこの数年間で何人もの同窓生が亡くなりました。
シスター武田と共に天国で安らかに過ごされることをお祈りします。
この3年間は私たちにとっては「ノアの洪水」を彷彿させるような、神様が人類に与えた大きな大きな試練だったように思います。
そしてこの試練を乗り越えてこれたのは、シスターや先生方の祈りはもちろんのこと、正浄和「正しく浄く和やかに」の校訓と”Be your best and truest self”の精神だった!とつくづく感じます。
本日、300人を越える同窓生の皆様とこの場に集うことができました事、心より感謝いたします。
役員の改選も、本来なら2020年に行う予定でしたが、総会が開催できませんでしたので、この1期3年は、役員全員に留任してもらい、今回改選する運びとなりました。今年3月、総会の案内ハガキで役員募集のお知らせをしたところ「やっと母校に恩返しできる時間が取れたので」とか、「何か母校のためにしたい」と何人もの方が手を挙げてくださいました。
また、3年間活動がほとんどできない中でも先生方や会員の皆様からの寄稿や写真の投稿のお陰で、今まで以上のページを飾る会報誌を発行し続けることができました。
本当にありがとうございます。
明の星の同窓生は、本当に母校愛に溢れる優秀な方たちばかりだと実感しております。
最近、「持続可能な社会づくり」が叫ばれていますが、私たち同窓会は、ずっと同じことを繰り返すのではなく、先輩から受け継いだものを土台として、さらに進化し、成長、発展し続ける同窓会になれればと思います。どうぞ皆様今後ともよろしくお願いします。
2023年7月
会長 平川 弘美(8期)