小野寺和子先生が令和元年5月23日に任期満了もちまして理事長職を退任されました。後任として、島村校長先生が理事長を兼任されます。7月13日、後援会・正和会・同窓会有志によりロイヤルパインズホテル浦和にて「感謝の集い」が盛大に行われ、最後に小野寺先生と明の星讃歌、校歌を斉唱いたしました。
聖母被昇天修道会 小野寺和子
同窓生の皆様、お元気にお過ごしのこととお慶び申し上げます。新年度のお便りを差し上げたばかりですのに、この度は又皆様にお便りをお出しすることになりました。私は、この度2019年5月23日付をもって明の星学園の理事長職を退任致しましたので、お知らせ致します。
私は大学卒業と同時に青森明の星で教鞭を執り、浦和明の星高等学校へ参りましたのは昭和44年4月で、8期生が入学した年にあたります。
11年間校長として勤務し、その後カナダへ2年間留学し、青森明の星短期大学の学長のあと、アンリエット・カンティン先生がカナダへお帰りになるにあたり後を引き継ぎ、25年間理事長を務めました。結局、明の星の教員として64年もの勤務期間になりますが、今思いますと、「あっと言う間」という思いです。
明の星も浦和に開校して昨年は50周年を祝い、卒業生も9千人(9751人)を超えて、皆様それぞれに活躍していらっしゃると喜んでおります。
特に50周年の行事では、卒業生の方々がそれぞれにご自分の力を発揮されてイベントを成功させたことは、私たち学校の喜びであり誇りです。
やはり皆様はいつでもどこでも「Be your best and truest self.」‼なのですね。
先日7月13日、私は後援会、同窓会、正和会の皆様に送る会を開いて頂きました。
そのところで私は、聖母マリアについてお話を致しました。私たちはいつも何かあると、マリア様に願ったりお祈りしたりすることがあります。マリア様に願うということについて、私は聖書の「カナでの婚礼(ヨハネ2―1〜11)」の箇所を取り上げてお話し致しました。
私はこの場面の聖母マリアに心を留めております。
ガリラヤのカナで、の結婚式にマリア様とイエズス様も呼ばれており、お祝いの席で大事なぶどう酒が足りなくなった時、マリア様の取りなしでイエズス様が水を美味しいぶどう酒に変えるという不思議な出来事「奇蹟」について書かれた場面です。この事は、マリア様の願いによって実現しているのです。ここには、聖母マリアの母親らしさ、聖母マリアの力強さ、聖母マリアの心遣い、聖母マリアの優しさ、信頼出来る聖母マリアが表れております。
願いごとがあったら、聖母マリアに願えば確実に取りなして下さいます‼
明の星の現場を離れましても聖母被昇天修道会のメンバーである私たちは、いつも明の星を大事に思い祈っております。明の星学園の教育の充実・発展又明の星に関係する一人一人が、神様から頂いた命を大事にして過ごされますようにと祈っております。
これからもまた何かの折りにお目にかかる機会があるでしょう!楽しみにしております。
感謝をこめて